将来を左右するキャリアの棚卸し

エンジニアとして長期にわたって活躍したいのなら、キャリアの棚卸しをしておきましょう。
キャリアの棚卸しとは、これまでのエンジニアとしての業務内容や実績、習得スキルなどを整理してまとめることです。
棚卸しを行うことで、当時の自分を客観的かつ冷静に振り返ることができます。自身の強みや得意なことは何なのか、今現在どんなスキルを持っているのか、今後どうなることを望んでいるのかを再確認・言語化することで、転職先やクライアント先により的確に自分をアピールすることができます。

キャリアの棚卸しの手順としては、まず過去の振り返り整理を行います。時系列順に、担当業務や習得したスキル、実績などを書き出し、さらにそれぞれの項目をより具体的に肉付けしていきましょう。
最後に主観的な自己評価を行うことが大事です。

過去の自分を整理できたら、次は数年後の目標や希望を明確にしていきましょう。これまでの経験を活かしてどんな道が歩めるのか、過去の振り返りを行うことでより明確になったはずです。漠然と「収入アップ」だけでは目標にならないので、目指すポストや目指すための方法などは明確にしておきましょう。
業務内容だけでなく、働き方についても考えておきましょう。会社員として働き続ける、独立する、リモートワークを行う、パートとして働くなど、選択肢はたくさんあります。自分のライフスタイルやライフプランと照らし合わせ、ベストな働き方を模索しましょう。

このように、早いうちから棚卸しをしておくことで、エンジニアとしての充実した生活を送り続けられるでしょう。